電験三種基礎 共通電圧に関する問題

基礎と過去問のページは右サイドにあります。ここではそこ
をベースに記事を書いてます。まず以下の問題ですがはA問題
で時々出題されます。どういう方法でも構わないのですが
試験という関係状、私はミルマンの定理で機械的かつ迅速
に処理します
電験三種過去問s1

基礎ページPART1で使い方は説明してますがまずはこういう
法則です。A電源の向きが逆ならー、B電源がないなら0にする。
電験三種過去問s2

それを使い解くとこうです。問題の見方を少し変えると
様はこういう共通電圧を問う問題でもあるのです。
電験三種過去問s5

どんな定理を使い計算してもいいけど適用の仕方を間違える
と意味がない、複数電源の計算で確実にできるのは重ね合せ
の定理を使う方法です。これならオームの法則だけで解ける。
つまり単独電源の時に流れる電流を各求めて加算すれば複数
電源の時にそこに流れる電流を求められるのです。上の問題
ではV=RIで6Ωを掛けたら答えになります。電源が14Vの時の
電流I2は貴方が計算練習のため必ずされてみてください。

計算問題は人の解いたのを目で見てわかったつもりでいては
イザ試験では全然できません。
よく過去問なんて同じ問題
は出ないから意味ないと言う方がいますが目で見て理解する
勉強をしてる人達です。目で見て頭で理解したら今度は何も
見ないでも解けるか、更には違う方法でも同じ答えにできる
か解いてみる、同じ1問を学んでも価値は違います。
電験三種過去問s7

複数電源の問題で何かの法則を適用する時に懸念を感じる
時は無駄な時間浪費はしたくない、私は重ね合わせの定理
で計算をする様にしていました。オーソドックスな方法で
はあるけど確実に計算できる方法です。分流電流を求める
時はまず総合抵抗を計算して主電流を求めてという方法で
はなく、そこまでの式を一括で式にするのです。自分がこ
れからする計算処理をまずはすべて紙上にするのが正確か
つ間違い検証も可能な無駄のない計算方法です。

これは上の問題の数年後に出題された問題ですがもう貴方
なら解く方法を感じれますよね。I3は4Vが電源の時と電源
が2Vの時では電源の向きから電流も互いに逆、従いI3に流
れる電流はそれらの差になります。正解は3番です。
電験三種過去問s8

キルヒホッフの法則でも求められます。つまり閉回路の電圧
降下の和は電源電圧の和に等しい(方向性も考慮した加算)
その法則を適用すると以下式ができます。
4I1+5I3=4、2I2-5I3=2、I2+I3=I1を解けば一度に各電流
は求められます。この問題は電流方向がありますがなく
て自分で設定して計算した場合、マイナスの値が出た時
自分の設定と実際になれる電流の向きが逆という意味で
値は求める事はできます。ただ閉回路の電圧降下の和と
電源電圧の和を間違えてはいけません。そういう事を
考えたら重ね合わの定理が計算ミスは少ないです。

今からなら来年まで十分時間があるので1個づつ地道
に勉強していくのが電験三種合格法です。さあ今度は
説明をまったく見ないで自力で解けるまで練習です。

電験三種過去問s9

学校卒業から5年以上経過した大人がいくら中学生数学
だからと上の様な計算をするなんて何かの罰か、何回し
てもミスばかりで一人では計算できない
って方多いと思
います。でもほとんどの大人がそういう状況から頑張っ
て合格されるのです。頑張ってとしか言えません。
電験三種過去問s10


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