電験三種は目で見て覚える、いえ合格できる資格では
ありません。必ず紙の上で計算する習慣をつけよう。
R2年度から各1問で10年分、60点実力ある人なら楽勝
で解ける問題だけを載せてるので電験三種理論の途中
理解度テストのつもりでされてみてください。今の自分
の実力を正確に知る事は今後の学習において大切です。
尚、各右ページでこれらについて解説はしています。
正解2
消費電力の計算・比較問題、2Ωや6Ωの抵抗に流れる
電流を求める事ができないと解けない。電流分流式必須。
正解5
回路の見方の基本問題、全体抵抗を即求める、次に並列
部分の抵抗を調べるのがポイント、並列抵抗式必須。
正解3
共振回路問題、これは出題頻度が高く計算や文章問題
でもよく出題される、逆に点数対策ができる項目です。
正解3
回路の見方の基本問題、短絡してる部分とそうでない
部分の違い、電流の流れない部分は無視。流れる抵抗
だけがその回路の抵抗値なのです。この考え方は重要
です。
正解2
ビオサバールの法則の適用問題、この法則を本気で扱う
計算問題は三種では出題されないので安心してね。
正解1
交流回路の基礎問題、RL直列回路、消費電力P(W)とは
有効電力はどんな電気素子に発生する現象なのか?
もし無効電力(VAR)を問われても解答できるのか?
正解4、電磁気の代表的基礎問題で習得必須。大昔
からある古典的問題です。
正解2、電流の流れない抵抗はないのと同じ、これは
電験三種パズル問題で問題作成者が好きな様ですね。
不要な回路部分を消せば暗算で解答できる事がほとん
どな問題です。
正解4、基本的RL回路を理解できているか、単相交流
回路の電流や電力、交流抵抗を理解してるのかを問う
問題です。
正解4、電源極座標表示に動揺しない、140∠0の
140Vはあくまで実効値。又電源表示を瞬時式である
100√2sinωtで与えられたなら計算で使う実効値は
いくらか、最近こういう出題ケースが多いです。
この問題は上問題と似てるが少しだけ深い理解を試
される、上下の問題を理解されたなら貴方も電気技
術者の世界にようこそです。
始めて電気に触れる方はB-H曲線とか暗記物は後でも
いいんです、とにかく今は電気回路の計算問題に慣れ
こういう問題が解ける様に右の各ページをまず学習す
る事が大切です。私が各問題を解く時に何に着眼して
いるのかそれを真似てください。電験三種に合格する
ためには分数、指数計算、三角関数は必須、計算が理
解できない原因はそれです、楽天、amazonでオーム社
や電気書院の三種用数学本をどれでも良いので1冊購
入して1ヶ月じっくり練習してください。
大まかには以下で解説していますので参考までに!
⇒電気数学Basic
数学は目で見て理解できても使えないと意味がない
1問づつ紙の上にて手計算で覚える必要があり地道
な練習しかないんです。学校卒業して10年も経過さ
れてるなら1ヶ月は数学の練習、勉強ではなく練習
とあえて表現してる意味を感じてください。
ですが高校卒業されてる方は電験三種に必要な数学
を超える学習範囲に一度は触れているので復習とい
うのが正確かもしれませんね。たとえばtanからcos
に変換する公式の誘導、私高校生の時に授業でしま
した。考えてみれば忘れてるだけで脳の記憶の奥
にあったのです。たぶん貴方も同じはずです。
この公式は電気力率計算で知ってると便利です。
RとX分だけで直接力率を求められる、RとXが複雑
な式の状態では特に威力ある公式で私多用します。
★⇒電験三種基礎最新記事へ
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