2021年の電験三種試験まではかなりあります、仮に貴方が来年
理論と法規(この選択がお勧め)を受験するならば法規科目は春
以降で十分です。暗記物は試験日の瞬間に最大暗記状態であれ
ばいいです。法規は計算問題がすべて解答できたら40点GET
できる、理論より簡単、法規が意外な難科目と言われるのは私
にしたら変です。時間があればその頃に法規も記事解説します
が、今は必要なく法規問題には触れません。今は少しづつ理論
の計算問題ばかりすればいいと思います。今はこの3問を解く
のにいくら時間をかけてもいい時です。
電源の極座標表示はあまり気にせずAC100V電源が2個あると単純に扱う!
解いた後に答えを合わせるのに模範解答をみたら私とまったく違う方法で
解いていたけどこれが私流です、まず回路方程式をキルヒホッフの法則
にて作成しました。電流の向きは仮定で設定し、電圧効果の総和と電源
をきちんと合わせて各点の回路電流を求めるのがその法則です。
4+j3と同じ物ばかりですからそこをAで置き換えて計算してみました。
(未知数を含まない同じ数の塊が多発する時はこう扱うと計算が楽)
後は中学二年生で習った連立方程式の世界です、I1は4+j3の大きさ
を求め電圧を割って求めています。_I3のマイナス20Aとは私が設定
した電流の向きは実際とは逆という事を意味しています。流れる電
流値を知りたいわけで問題なし、P=I×I×RからI1の20AがR=4Ωに
流れて1600Wとなり、I3の20AがR=4Ωに流れて1600Wですから総計で
3200Wが答えです。I2は0Aだから真ん中のRは関係ありません。電験
上で使うテクは貴方も中2で習った連立方程式です。
だから勉強すればできないわけないんです。
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接続前のエネルギーの総和W1、電界の強さは題意よりすべて同一
コンデンサーに蓄えられるエネルギー公式をV=Edを代入して変形
各コンデンサーの間隔dと面積Aの違いをよく確認しながらC=εA/d
の公式から各静電容量を作成、各電圧はedにしてるが間隔が違う
点に注意してください。
接続後の並列合成静電容量はすべて加算、各コンデンサーの電荷
を上で求めた値を利用して総計する、静電容量と電荷が判明した
のでエネルギー式を変形し代入し、接続後のエネルギー総和W2を
求める。三種理論計算は自分でも紙の上でできてこそ、できた事
になる。最近は第二種電気工事士レベルのA問題は出題されいない
のでこういう計算を地道に練習するのが60点合格でも必要です。
接続前W1と接続跡W2のエネルギーを比較した下が答、計算が
多いので一見難解な問題に思えますが、紙の上で落ち着いて
順番に計算すれば大丈夫です。こういう問題では目で見て式
途中を暗算に近い事はしない事、計算に慣れてない方はまず
計算ミスをします。計算テクを知ってる=計算ミスしないで
はないんです。それに文字式では電卓はオワコン!
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100Ωとr+jxの並列回路、電源電圧はV、各並列回路に流れる電流
はオームの法則でわかる、その2式を比較するのが解法の糸口。
回路力率は0.8の条件でリアクタンスXを求める問題です。
全体回路電流I1+I2を作成cosφが0.8ですからtanφは6/8
更にI1+I2の式の虚数部を実数部で割ると6/8になるのです。
それを数学的に解いていけばX=96Ωの答えが求められます。
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