電験三種理論の基礎60項目と過去問をオリジナル解説。
計算式を単に擦るだけでなく、そこにあるエッセンスに拘りました。
電験三種に効率良く合格する秘訣はまず理論の制覇しかありません。
このBLOG記事がすべてわかるなら貴方は理論80点レベルです。
電験三種基礎 チャレンジ問題
下の回路にf=1/√(2πL2C)の周波数の電圧をかけた時に
流れる電流を求める問題、実はこれ私が思いついた物で
最後面白い結果になったので記事にしてみました。
少し長い式ですがけして高度な数学はないので根気だけ
でぜひ貴方も計算に挑戦されてみてください。模範解答
がないので1時間位何回も計算してしまいました。私も
そんな程度です。まずは周波数を変形してωの条件に
する、全体インピーダンスを計算したら電圧を割れば
主電流Iです。ωの条件を適用すると0Aでした。この
回路は2個のコイルと1個のコンデンサーなので通常の
並列共振回路とは異なった状態ですがL2とCの共振周
波数で並列共振と同じ状態になりました。
次はコイルL2に流れる電流、結果コイルL1の影響は
このケースでは消えるのかと知りました。コイルは
遅れ電流ですし問題はありません。
コンデンサーに流れるIC、あれ?Cの要素がないです。
電流分流の式の立て方を間違えたのか何回も再計算し
てみたのですがやはりこうなりました。でもそうでな
いと主電流が0Aになる理由が成立しません。
この回路のコンデンサーに流れる電流はV÷1/ωCなので
通常は暗算でωCVとわかりますがあえてインピーダンス
から電流を求めて分流式で求めました。一致したので考
え方に間違いはないです。
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